マツダ マリコ   Mariko Matsuda
  松田 真理子
   所属   京都文教大学  臨床心理学部 臨床心理学科
   京都文教大学  臨床心理学研究科 博士前期課程
   京都文教大学  臨床心理学研究科 博士後期課程
   職種   教授
発表年月日 2021/09/05
発表テーマ 心理療法と祈り―心理療法においてセラピストが思わず祈る時-心理臨床と宗教性(12) オンライン自主シンポジウム
会議名 日本心理臨床学会第40回大会
主催者 日本心理臨床学会第40回大会
学会区分 全国学会
発表形式 シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)
単独共同区分 共同
開催地名 オンラインZoom
開催期間 2021/09/03~2021/09/26
発表者・共同発表者 企画者:松田真理子・瀧口俊子・大村哲夫・佐藤静・才藤千津子・樋口広思・中島祐子、司会者:松田真理子、話題提供者:瀧口俊子・大村哲夫・佐藤静・才藤千津子・樋口広思・中島祐子
概要 「祈りとは人間を次元の異なる2つの方向、すなわち垂直方向にある聖なるもの、永遠者、宇宙、神などと、水平方向にある他者との両方に働きかけ、互いを一つに結びつけること」であると濱田(2015)は述べている。心理療法はクライアントとセラピストの出会いから始まる。セラピストはクライアントに寄り添い、自らの課題に取り組み、歩む道を見出して行く過程を支え、見守る。もちろん、その過程はクライアントとセラピストの協働作業であり、各々の主体性と努力が不可欠であるが、心理療法の過程においてはときに人間の計らいや思惑を超えた出来事や働きが作用することがあると考えられる。それが停滞していた人生の扉を開く起点となることもある。そしてその起点をもたらす背景に「祈り」があるのではないだろうか。今回のシンポジウムでは,心理療法と祈りについて、6名が話題提供し検討した。