アンラク ケンサク   Kensaku Anraku
  安楽 健作
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 医学検査学科
   熊本保健科学大学大学院  保健科学研究科 保健科学専攻
   職位   教授
言語種別 英語
発行・発表の年月 2023/03
形態種別 研究論文(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 Significance of Circulating Remnant Lipoprotein Cholesterol Levels Measured by Homogeneous Assay in Patients with Type 2 Diabetes
執筆形態 共著
掲載誌名 Biomelecules
掲載区分国外
出版社・発行元 MDPI AG
巻・号・頁 13(3),pp.468-468
担当範囲 執筆
著者・共著者 Kazumi Matsushima-Nagata, Takeshi Matsumura, Yuki Kondo, Kensaku Anraku, Kazuki Fukuda, Mikihiro Yamanaka, Masahiro Manabe, Tetsumi Irie, Eiichi Araki, Hiroyuki Sugiuchi
概要 2型糖尿病(T2DM)患者において一般的に高濃度で存在する残存リポ蛋白(RL)は、心血管疾患(CVD)と関連している。RL濃度を測定するためのRLコレステロール均一測定法(RemL-C)があるが、T2DMにおけるRemL-Cと臨床パラメータとの関係を検討した研究はない。そこで、T2DM患者を対象に、RemL-CとCVD関連パラメータとの関係を評価した。RemL-Cが低い患者と比較して、RemL-Cが高い患者は、空腹時血糖値、HOMA-R、総コレステロール、トリグリセリド、低密度リポタンパク質コレステロール、sdLDL-C、尿中アルブミン/ クレアチニン比が高く、高密度リポタンパク質コレステロール、Adiponectin、足首上腕血圧計(ABI) が低いことが示されました。RemL-Cは、脂質および糖代謝の指標として有用であり、男性T2DM患者における末梢動脈硬化性疾患(PAD)のマーカーとなる可能性があることが示唆された。