カメヤマ ヒロキ   Hiroki Kameyama
  亀山 広喜
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 医学検査学科
   職位   准教授
言語種別 英語
発行・発表の年月 2020/02/26
形態種別 研究論文 
査読 査読あり
標題 Significance of achaete‑scute complex homologue 1 (ASCL1) in pulmonary neuroendocrine carcinomas; RNA sequence analyses using small cell lung cancer cells and Ascl1‑induced pulmonary neuroendocrine carcinoma cells
執筆形態 共著
掲載誌名 Histochemistry and Cell Biology
掲載区分国外
巻・号・頁 153(6),pp.443-456
著者・共著者 Shinji Kudoh,Yuki Tenjin,Hiroki Kameyama ,Takaya Ichimura,Tatsuya Yamada,Akira Matsuo,
Noritaka Kudo,Younosuke Sato,Takaaki Ito
概要 ASCL1は小細胞肺癌(SCLC)の主要な転写因子の一つである。肺の神経内分泌癌におけるASCL1の重要性を探るため、ASCL1陽性のH69細胞株とASCL1陰性のH69AR細胞株、ASCL1を導入したA549腺癌細胞株(A549(ASCL1+))とコントロールのA549細胞株で2つの比較RNAシーケンス研究を行った。その結果、H69とH69AR、A549(ASCL1+)とA549(コントロール)の間で遺伝子発現に大きな違いが見られ、特定のASCL1関連候補遺伝子群が特定された。これらの遺伝子は、古典的SCLCおよびA549(ASCL1+)細胞株で強く、変異型SCLCおよびA549(コントロール)細胞株で弱く発現しており、INSM1、ISL1、SYT4、KCTD16、SEZ6、MS4A8、COBLの7つの分子がさらに注目された。これらの分子の免疫組織染色の結果は、ASCL1陽性腫瘍組織で有意に高率であることが確認された。