アンラク ケンサク   Kensaku Anraku
  安楽 健作
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 医学検査学科
   熊本保健科学大学大学院  保健科学研究科 保健科学専攻
   職位   教授
発表年月日 2018/12/03
発表テーマ 創薬を目指したHIV-1 Gag MAドメインとカルジオリピンとの結合解析
会議名 第32回日本エイズ学会学術集会
主催者 一般社団法人日本エイズ学会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
開催地名 大阪
発表者・共同発表者 安楽健作、立石大、古賀涼子、福田亮太、坂本亜里紗、大塚雅巳、藤田美歌子
概要 MAドメインはHIV-1のGagのN末端に存在し、ミリストイル化を受けた後に宿主のホスファチジルイノシトール2リン酸(PIP2)を介して細胞膜に結合する。これによりウイルスの粒子形成が始まる。一方、リン脂質を含む細胞を構成する脂質群とMAドメインとの結合スクリーニングをMembrane lipid Strips法にて観察したところ、驚くべきことにPIP2よりもカルジオリピン(CL)に強固な結合が観察された。そこで本研究では創薬を目指して天然の脂肪鎖をもつCLとMAドメインとの結合解析系を構築した。