(最終更新日:2024-03-04 08:22:03)
  コガ ヒロハル   Hiroharu Koga
  古閑 公治
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 医学検査学科
   熊本保健科学大学大学院  保健科学研究科 保健科学専攻
   職位  教授
基本情報
■ 専門分野
臨床神経生理学 (キーワード:筋電図、誘発脳電位、誘発筋電図、脳波、嚥下障害、胸郭出口症候群) 
■ 最終学歴
熊本大学大学院 自然科学研究科 システム情報科学専攻 博士後期課程 修了
■ 保有学位
1. 博士(学術)
■ 免許・資格
1. 臨床検査技師免許
2. 日本臨床神経生理学会 専門技術師 脳波分野
3. 日本臨床神経生理学会 専門技術師 筋電図・神経伝導分野
研究業績
■ 研究テーマ
1. 摂食嚥下運動の客観的検査法に関する研究
2. 非接触型測定装置(KINECT)を用いた嚥下機能評価法の研究
3. 神経伝導検査の基礎的研究
4. 体性感覚誘発電位を用いた胸郭出口症候群(TOS)の客観的評価法
■ 著書・論文等
1. 2024/03 著書  第9章 生理学的検査(脳波検査、運動誘発電位検査、体性感覚誘発電位検査) 臨床検査技師 臨地実習ハンドブック 277-288頁 (共著) 
2. 2021/03 論文  【次の一手!摂食嚥下障害訓練に困ったときのワザ】姿勢保持不良への次の一手! 嚥下筋の筋活動を低下させる姿勢の問題とその調整 MEDICAL REHABILITATION (259),31-37頁 (共著) 
3. 2020/03 論文  支え合う・寄り添うことで気づかされた臨床検査技師の世界 臨床検査学教育 12(1),59-63頁 (単著) 
4. 2019/06 論文  姿勢が最大発声時の呼吸補助筋の筋活動に及ぼす影響 敬心・研究ジャーナル 3(1),21-25頁 (共著) 
5. 2019/03 論文  スポンジブラシを用いた口腔内刺激による即時的な口腔機能効果 健常高齢者および健常若年者の比較 熊本保健科学大学研究誌 (16),67-77頁 (共著) 
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■ 学会発表
1. 2023/12/02 医療従事者養成校での臨地実習拡大の影響:臨 床検査技師養成教育からの視点(第53回日本臨床神経生理学会学術大会)
2. 2023/05/14 1,8-cineole吸入が高齢者の脳機能に及ぼす影響(第88回日本温泉気候物理医学会)
3. 2022/06/12 1,8-cineole吸入が若年成人の前頭葉機能に及ぼす影響(第87回日本温泉気候物理医学会)
4. 2021/08/19 熊本保健科学大学のプレOSCEへの取り組みについて(第15回日本臨床検査学教育学会学術大会)
5. 2020/02/14 高齢者・障がい者のための非接触型嚥下(えんげ)動作解析システム(令和元年度  産学技術講演会)
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■ 受賞歴
1. 2007/11 日本臨床神経生理学会 日本臨床神経生理学会 第9回 奨励論文賞 受賞
■ 受託研究・競争的資金
1. 2013/10~2016/03  咀嚼・嚥下に適したユニバーサルデザインパン(米粉パン・玄米パン)の特性解明 企業からの受託研究 (キーワード:咀嚼、嚥下、ユニバーサルデザインパン、米粉パン)
社会活動・地域貢献
■ 所属学会
1. 日本臨床検査学教育学会
2. 日本臨床神経生理学会
3. 日本摂食嚥下リハビリテーション学会
4. 日本医学検査学会
5. 日本音声言語医学会
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■ 委員・役員等
1. 2021/12~ 日本臨床神経生理学会 代議員
2. 2020/10/18~2022/06 熊本県臨床検査技師会 理事
3. 2017/04~2023/05 日本臨床検査学教育協議会 理事
4. 2012/07~2018/03 熊本県臨床検査技師会 理事
5. 2006/04~2008/03 九州臨床検査技師会 検査研究部門 生理機能部 部門員
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■ その他
1. 2019/08 第14回日本臨床検査学教育学会学術大会 大会長
2. 2011/04~2023/03 熊本保健科学大学 保健科学部 医学検査学科 同窓会常任評議員
メッセージ
■ 研究紹介
ヒトは、日常の身体活動を維持するために食べたり飲んだりしています。また、食べることの喜びを感じることができます。日常的に行われている食べ物をかみ砕いて「ごっくん」するまでの動作を摂食・嚥下と呼びます。一方、脳卒中やパーキンソン病など、または高齢者による摂食嚥下の障害は、食の楽しみをなくし、栄養状態の低下、ひいては誤嚥性肺炎などの誘因として社会問題になっています。そこで、私達は本学の摂食・嚥下領域に精通したメンバーで構成された摂食嚥下研究チームを結成し、臨床および基礎の視点に立って研究を継続しています。具体的には、摂食嚥下に関連する詳細な筋肉の働きや飲み込むときの音の解析、さらに安全で飲み込みやすい食品の開発など本学の臨床検査領域・リハビリテーション領域・看護領域を網羅する研究内容です。