(最終更新日:2024-05-06 20:30:45)
  スミ マリコ   Mariko Sumi
  角 マリ子
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 看護学科
   職位  講師
基本情報
■ 専門分野
高齢者看護学および地域看護学関連, 臨床看護学関連, 基礎看護学関連 (キーワード:高齢者看護学、地域看護学、慢性病看護学、看護管理学) 
■ 最終学歴
鹿児島大学大学院 保健学研究科 保健学専攻 博士後期課程 単位取得退学
■ 保有学位
1. 修士(看護学)
■ 免許・資格
1. 保健師
2. 看護師
■ 授業科目
1. 老年看護学実習Ⅰ
2. 老年看護学実習Ⅱ
3. 老年看護学Ⅱ
4. 看護研究入門
5. 看護研究演習Ⅰ
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研究業績
■ 研究テーマ
1. 老いに関する研究、看護学生の自己教育力、看護者のやりがい
■ 著書・論文等
1. 2024/03 論文  地域に居住する独居高齢者の現状と課題に関する文献レビュー  21,89-99頁 (共著) 
2. 2023/03 論文  特別養護老人ホームが運営する認知症カフェの参加者がもつ参加の意義(査読付) 熊本保健科学大学研究誌 20,19-29頁 (共著) 
3. 2022/03 論文  特別養護老人ホームが運営する認知症カフェの現状とその課題 4か所の認知症カフェの取り組みから(査読付) 熊本保健科学大学研究誌 19,63-76頁 (共著) 
4. 2020/03 論文  我が国におけるユマニチュード実践の現状と課題に関する文献的考察(査読付) 熊本保健科学大学研究誌 17,83-94頁 (共著) 
5. 2019/03 論文  高齢者と子どもの世代間交流に関する文献検討(査読付) 熊本保健科学大学研究誌 16,79-93頁 (共著) 
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■ 学会発表
1. 2022/12/03 特別養護老人ホームが運営する認知症カフェ利用者の実態と課題(第42回日本看護科学学会学術集会)
2. 2021/11/19 認知症カフェの現状と課題 4か所の認知症カフェの取り組みから(第41回日本看護科学学会学術集会)
3. 2018/06/24 老年看護実習における学生の主体的学習を支援する方法の検討(第23回日本老年看護学会学術集会)
4. 2013/12 病院に勤務する中堅看護師のやりがい獲得の仕方の質的分析(第33回日本看護科学学会学術集会)
5. 2013/08 中堅看護師のやりがい獲得過程の分析(鹿児島県公的病院等看護部長会)
社会活動・地域貢献
■ 所属学会
1. 2011~ 日本看護科学学会
2. 2016~ 日本老年看護学会
3. 2013~ 日本糖尿病医療学会
4. 2011~ 日本糖尿病教育看護学会
5. 2013~ 日本看護管理学会
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■ その他
1. 1996~1999 健康・まちづくり ボランティア
2. 2000/04~ 筑後糖尿病療養指導士会 会員
3. 2004/05 福岡県内の小学校における学習会講師
4. 2005/04~2007/03 筑後佐賀糖尿病療養指導士会 役員
5. 2007 市民公開講座 生活習慣病予防 講師
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メッセージ
■ 授業紹介
老年看護学実習Ⅰでは、ひとりの高齢者を受け持たせていただき、看護過程を展開します。この看護過程を展開していくには、疾病のみならず、老化が人間や生活に及ぼす影響を捉えることが求められます。老化は、衰退や喪失、低下等のマイナスの捉え方をされることがありますが、そのような側面ばかりではなく、新たな出会いや希望等の前向きな意味をもたらすものでもあります。看護者が老化をどのように捉えているのかは、その援助の質を左右します。これらから、自分自身をよく知ることは非常に重要であると考えており、実習をとおしてたくさんの場面を重ねながら、皆さんと学んでいきたいと思っています。
■ メッセージ
在学生のみなさんへ

大事にしている恩師の言葉があります。それは、「危機的状況の患者に行う危機的支援を、その患者を看護する看護者に行うことが必要になる。同僚の危機の支援さえできない集団に、患者の危機の支援はできないだろう」ということです。私の研究の原点は、そこにあります。
看護とは、素晴らしい仕事です。しかし、その仕事の特性がゆえに、苦しい現実に直面することも事実です。だからこそ、看護の対象となるひとにする支援と同じように、自分にも同僚にも支援が必要と考えます。その支援があれば、看護の対象となるひとにさらに質の高い支援を行うことができると思います。みなさんには、その種を持って本学を巣立ってほしいと願っています。