アキホ ミツトシ   Mitsutoshi AKIHO
  秋保 光利
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員
   職種   准教授
発表年月日 2022/11
発表テーマ 間質性肺疾患患者における入院早期の基本動作能力と生命予後との関連性
会議名 第32回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会学術集会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
開催地名 千葉
開催期間 2022/11/11~2022/11/12
発表者・共同発表者 宮原拓哉,秋保光利,高橋佑太,木村雅彦,田中秀輝,岩田優助 ,小林主献,今井亮介,白石英晶,峯岸裕司
概要 2施設共同で間質性肺疾患(ILD)患者が急性呼吸不全で入院し、呼吸リハビリテーションを実施した連続71例を対象に、入院早期の基本動作能力と生命予後との関係を調査した。介入1週後の基本動作能力が修正自立にあたるFSS-ICU 30点に達するか否かで2群に分けて解析した。観察期間中の全死亡は23例(33.4%)で、FSS-ICU低値群は高値群と比べて入院180日後の生存率が有意に低かった(42.5% vs. 78.7%,
p<0.001).Cox比例ハザード分析では、FSS-ICU(HR; 0.85, p<0.001),栄養関連指標のGNRI(HR; 0.95, p=0.02)が抽出され、ILD患者における入院早期の基本動作能力は生命予後に関連する重要な因子であることを明らかにした。