ヤマザキ カオル
YAMAZAKI KAORU
山﨑 薫 所属 動物看護学部 動物人間関係学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1998/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | イヌ品種の行動特性-特に家庭犬への適性に関する研究-(修士論文) |
執筆形態 | 単著 |
出版社・発行元 | 麻布大学 |
概要 | 本研究は、イヌ品種の行動特性の違いから、どのようなイヌ品種が家庭犬として適性であるかを調べた。
その結果、家庭犬としては、鳥猟犬に属するイヌ品種が適していると考えられる。番犬を兼ねた家庭犬としては外国犬種で牧畜犬に属している品種が適していると考えられる。チワワ、ポメラニアンなど小型犬でも、行動・特性から家庭犬には適さない品種がある。また、一時期日本で大変人気のあったシベリアン・ハスキーはソリイヌとしての行動・特性から攻撃性が強いため「権勢症候群」を起こしやすく、家庭犬としての適性は低いと考えられる。 この結果は、日本の家庭事情に適したイヌ品種を明確にし、今後のイヌ飼育者に対し、それぞれの家庭に適するイヌ品種を選ぶための一助となるものとなった。またこの調査方法は、イヌの特性を調査するための日本で先駆的なものとなった。 A4判 全154頁 |