キム ヘヨン   Kim Hae Yun
  金 惠妍
   所属   梅光学院大学  国際学部 国際言語文化学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2021/03/31
形態種別 研究論文(大学,研究機関等紀要)
標題 『片腕』の世界 -メタファーとしての〈片腕〉-
執筆形態 単著
掲載誌名 『梅光学院大学論集』
掲載区分国内
出版社・発行元 梅光学院大学
巻・号・頁 (54),17-30頁
担当区分 筆頭著者
著者・共著者 金惠妍
概要 川端康成の『片腕』(昭和三十八年八月-三十九年一月『新潮』)は、『眠れる美女』とともに、川端康成の末期の代表作として挙げられる作品である。しかし、『片腕』だけの作品論は少ない。それにもかかわらず、『片腕』が川端文学で重要な作品だと言われているのは何故だろう。 その答えを見つけるためには作品解釈をはじめ、戦争を巡る時代変化、川端自身の身の回りの出来事など総合的な考察していく必要がある。そこで、第一歩として『片腕』を1.〈片腕〉の解釈、2.「私」の孤独、3.聖書との関連という三つの観点から論じている。 【関連授業科目: 世界文学、日本文学関連 】