|
ワタナベ アキコ
Watanabe Akiko
渡邉 晶子 所属 梅光学院大学 国際学部 国際言語文化学科 職種 准教授 |
|
| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2024/03/31 |
| 形態種別 | 研究論文（大学，研究機関等紀要） |
| 標題 | “The Lion, the Witch and the Wardrobe”における「裏切り」と「赦し」 |
| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載誌名 | 梅光学院大学高等教育開発研究所 紀要 ２０２３年 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 巻・号・頁 | (6),1-16頁 |
| 概要 | 作品世界を構築するナルニア国において「アダムの息子」「イブの娘」と呼ばれる四人の子供たちに注目し、本作における「裏切り」と「赦し」をより明らかにすることを試みた。少年エドマンドによる「裏切り」と、彼を救うために自らを犠牲にするアスランによる「赦し」は誰の目にも明らかであろう。しかし、魔女を赦さず殺してしまうアスランには、C.S. ルイスが最も伝えたかったであろうイエス・キリストの赦しの心は重ねきれない。本稿では、「赦す」以外の選択肢を持とうとしない子供たちの姿にこそ重要なメッセージが込められているとの論を展開した。 |