タカハシ イッペイ   Takahashi Ippei
  髙橋 逸平
   所属   梅光学院大学  国際学部 国際言語文化学科
   職種   講師
発表年月日 2024/06/08
発表テーマ 大手航空会社のマルチブランド化とハイブリッドエアラインの登場
会議名 2024年度余暇ツーリズム学会・九州支部大会
主催者 余暇ツーリズム学会
学会区分 地方学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
国名 日本
開催地名 福岡
開催期間 2024/06/08~2024/06/08
概要 新型コロナウイルスの世界的な大流行により、航空会社は経営的に壊滅的な打撃を受けた。コロナ禍前まで堅調な航空需要の高まりに併せ、フルサービスキャリア(FSC)と呼ばれる大手航空会社は輸送力の増強や路線網の拡大を図ると同時に、世界各地に新な格安航空会社(LCC)も誕生し、航空業界は群雄割拠、仁義なき戦いの様相を呈していた。
 しかしながら、パンデミックにより、旅客需要が劇的に減少し、特に新興のLCCは経営基盤が脆弱で、倒産や運航停止を余儀なくされる航空会社が相次いだ。そのような中で、航空業界の再編が行われ、比較的経営的に安定している大手航空会社が格安航空会社(LCC)を傘下に収め、FSCとLCCを併存させる「マルチブランド化」が進んだ。
 また日本の日本航空傘下のZIP AIR TOKYOやANA傘下のAir Japanといった、既存のLCCの枠にとらわれない、新たなビジネスモデルの航空会社も誕生し、東アジア地域を中心に「ハイブリッドエアライン」と呼ばれる航空会社も相次いで誕生した。
 コロナ禍を経て、世界的な航空業界の再編について研究報告を試みる。