タナカ ヒロコ
Tanaka Hiroko
田中 洋子 所属 藤女子大学 人間生活学部 食物栄養学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/03/31 |
形態種別 | 研究論文(大学、研究機関等紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | タマネギのα-グルコシダーゼ阻害活性と調理操作による影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 天使大学 紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 24(2),15-26頁 |
総ページ数 | 12 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | ◎田中洋子、木野村美花、渡辺いつみ、西隆司、荒川義人 |
概要 | タマネギのα-グルコシダーゼ阻害活性を指標とした血糖値上昇抑制効果とその関与成分および各種調理操作による影響について検証した。タマネギの70%エタノール抽出濃縮物では、ケルセチン-3,4’-ジグルコシドおよびケルセチン-4’-O-βグルコシドの存在が確認され、両物質がα-グルコシダーゼ阻害活性に関与していることが示唆された。また、調理操作のうち、「水さらし」ではα-グルコシダーゼ阻害活性と2種のケルセチン含量の有意な低下が確認された。タマネギはα-グルコシダーゼ阻害を介した血糖値上昇抑制効果は期待できるが、特に調理操作では「水さらし」に留意する必要性が示された。 |