キワキ ナチコ
Kiwaki Nachiko
木脇 奈智子 所属 藤女子大学 人間生活学部 人間生活学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 多様化する子育て支援の現状と課題(第3報)フィンランドの家族支援「ネウヴォラ」に着目して |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 藤女子大学QOL研究所紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 藤女子大学QOL研究所 |
巻・号・頁 | 9(1),35-43頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | ◎木脇奈智子,太田 由加里,Nachiko KIWAKI,OTA Yukari,藤女子大学人間生活学部保育学科,田園調布学園大学人間福祉学部社会福祉学科,Fuji Women's University Faculty of Human Life Sciences Department of Early Childhood Care and Education,Den-en Chofu University Faculty of Human Welfare Department of Social Welfare |
概要 | 本稿では、子どもの虐待予防と子育て支援に焦点をあて、虐待を予防するための子育て支援を中心にフィンランド・ネウヴォラに着目して考察した。日本の周産期をめぐる子育て支援は世界に類をみない充実した内容であるが、その対象は母子に限定されていること、支援の期間も公的には乳幼児期の3歳児健診と対象および期間が限定的である。フィンランド・ネウヴォラが対象とするのは、「子育てする家族」であり、父親を含む家族支援に重点がおかれている。支援期間は基礎学校就学までの長期にわたっており、保育園や病院など関係諸機関で子育て家族のデータを共有、学校入学後は学校の保健師とも連携を取り、子育て家族に継続的支援を行っていることが明らかになった。母子支援の枠組みにとどまらない家族支援の在り方は、日本の子育て支援における今後の課題を示唆している。 |
ISSN | 18816274 |
NAID | 110009820549 |
PermalinkURL | http://id.ndl.go.jp/bib/025750823 |
researchmap用URL | http://id.nii.ac.jp/1387/00000730/ |