キワキ ナチコ
Kiwaki Nachiko
木脇 奈智子 所属 藤女子大学 人間生活学部 人間生活学科 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 多様化する子育て支援の現状と課題(第2報)東日本大震災避難者に対するP市の事例から |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 藤女子大学QOL研究所紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 藤女子大学QOL研究所 |
巻・号・頁 | 8(1),33-41頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | ◎木脇 奈智子,久保田 真規子,Nachiko KIWAKI,KUBOTA Makiko,藤女子大学人間生活学部保育学科,近畿大学豊岡短期大学通信教育学部子ども学科,Fuji Women's University Faculty of Human Life Sciences Department of Early Childhood Care and Education,Kinki University Toyooka Junior College Correspondence Division Department of Child Studies |
概要 | 本稿の目的は、2011年3月に発生した東日本大震災における福島県からの避難親子に対し、隣県にあるP市の行政とNPOが行った子育て支援の取り組みを検証し、その課題を明らかにすることである。P市を調査対象にした理由は2つある。第一に、中越新潟大震災を経験しており、災害時に即起動できる体制を整えていたこと。第二に市内に3か所の全天候型子育てセンターを有し、そこを拠点として平素から子育て支援に力を入れていたことである。調査はフィールドワークと関係者へのインタビューによって行った。その結果、避難所への出前保育の実施や、保育所・一時預かりにおける費用免除、避難者が子育て支援センターに行くための移動手段の確保、住宅費用の3年間免除など多くの対策が震災後の早い段階で実施されていたことが明らかになった。その一方で、現場の保育職員やP市民一部からは、避難者に対する無理解な言動もみられ、避難者支援に対する認識統一の点が課題として |
ISSN | 18816274 |
NAID | 110009614672 |
PermalinkURL | http://id.ndl.go.jp/bib/024895630 |
researchmap用URL | http://id.nii.ac.jp/1387/00000714/ |