アズタ フジコ
Azuta Fujiko
吾田 富士子 所属 藤女子大学 人間生活学部 子ども教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/08 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 乳幼児の生活と健康に関する調査研究第9報:保育園および家庭における「気になる子ども」に関する調査 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 北海道医報附録 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 北海道医師会 |
巻・号・頁 | (1031),24-30頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 笠原昇一,南部春生,穴倉廸彌,川合洋子,多米豊,市村一義,常松喜久子,渡辺一彦,小熊陽子,吾田富士子 |
概要 | 北海道内の保育園112件,保護者2792件を対象に気になる子ども,子どもの気になる場面についての調査を行った。最近園で増加している子どもは落ち着きがない7割,すぐかっとなる,保育者に異常に甘える5割強,かんしゃくを起こしやすい,友達関係がうまくいかない4割強,泣いて当然の場面でも泣けなかったり助けを求めない(あるいはその逆)が4割弱であった。これらの要因には子どもの生活リズムや育てやすさ,保護者自身の幼少期の体験や子育てに関するスキル等が指摘されている。一方,保護者は子どものかんしゃくやゆびしゃぶり,落ち着きがないことに3割以上が悩んでおり,保護者自身の精神的健康を支える保育士や嘱託医の役割が子どもへのかかわりとともに重要であることが明らかになった。 |