オガワ キョウコ
Ogawa Kyouko
小川 恭子 所属 藤女子大学 人間生活学部 子ども教育学科 職種 特任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/02/28 |
形態種別 | 研究論文(大学、研究機関等紀要) |
標題 | 保育における造形活動の意義 ~「被服構成学」のTAを通して考える~ |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 藤女子大学人間生活学部保育学科 研究紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (2),18-25頁 |
著者・共著者 | ◎小川恭子、加藤有香 |
概要 | 本稿では、「被服構成学」のTAの経験を通し、「被服制作」と「保育における造形活動」との間に共通点があるかどうかを確認し、保育における造形活動の意義について考察を深めることを目的とした。結果、保育における「造形活動」の意義と「被服構成学」における活動には多くの共通点があり、「何かを造る」という行為には成長や発達への関与という共通の意義があることを述べた。そのうえで、保育における造形活動とは、それ自体が楽しい遊びであり、「つくったりかいたり」する活動を通して、「表現力」「創造力」「知性」「感性」「応用力・技術力」を育む要素があること。また、活動のプロセスでは「模倣」「コミュニケーション」「情動体験」という様々な体験をするが、それらは子どもが生きていく上で必要不可欠な要素であり、その体験から得る学びに保育における造形活動の意義があることを指摘した。 |