アズタ フジコ
Azuta Fujiko
吾田 富士子 所属 藤女子大学 人間生活学部 子ども教育学科 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 札幌市「仲よし子ども館」の果たした役割と今日への示唆-地方行政と子育て支援の視点から- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 保育士養成研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 全国保育士養成協議会 |
巻・号・頁 | (24),19-28頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 〇吾田富士子,山田りよ子,甲斐仁子 |
概要 | 子育て支援のニーズが高まる中,有資格者以外の活動も広まり,保育の質の問題も危惧される。札幌市「仲よし子ども館」事業は,幼児教育関係の財政難の中で,地域の実情に即し,時代の変化に柔軟に対応しながら地方自治体独自の親子支援活動を展開した。また,指導員が全員有資格者であり,市の職員という安定した立場と研鑽を積むための研修の機会が事業の質向上に寄与した。先駆的役割を果たしたこの活動は現在の子育て支援活動やその質向上を考える上で意義深い。保育研究の視点が都市部におかれている今日,あらためて地域の特性に焦点を定め,当時の北海道の状況とその中心である札幌市で展開された「仲よし子ども館」の施策から,今日の地域に根ざした幼児教育・保育展開や子育て支援のあり方を模索した。 |