キモト リカ
Kimoto Rika
木本 理可 所属 藤女子大学 人間生活学部 子ども教育学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 野菜抽出酵素液の抗酸化特性および2週間にわたるヒト経口摂取が酸化ストレスバイオマーカーに与える影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 健康・栄養食品研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | (公財)日本健康・栄養食品協会 |
巻・号・頁 | 14(1),11-21頁 |
著者・共著者 | 神林 勲,福士 宗光,塚本 未来,木本 理可,郡 俊志,東郷 将成,内田 英二,藤井 博匡,武田 秀勝 |
概要 | 本研究の目的は、野菜抽出酵素液(商品名:F&E)の抗酸化特性を明らかにし、2週間の経口摂取が日常定期的運動負荷時における酸化ストレスに及ぼす影響をヒト介入試験によって検討することである。抗酸化特性の測定は、電子スピン共鳴装置を用いたスピントラップ法により実施した。ヒト介入試験は、大学で運動部に所属する大学生17名を対象に、野菜抽出酵素液を1日当たり100mlを2週間摂取させ、摂取前(Baseline)、摂取1週間後(1wk)、摂取2週間後(2wk)および摂取中止3週間後(W-out)にそれぞれ尿中8-OHdGレベルをELISA法により測定した。その結果、野菜抽出酵素液は他の抗酸化物質と比較して抗酸化活性はそれほど高くはないものの、スーパーオキシドとアルコキシルラジカルの2種類のラジカル種に対して抗酸化作用を示し、いずれも濃度依存的に活性が増加した。また、ヒト介入試験において、尿中8-OHdGレベルの相対的変化をみると、2wkの値がBaselineに比較して有意に低値を示した。 |
ISSN | 13458388 |