ショウイ ヨシノブ
Shoi Yoshinobu
庄井 良信 所属 藤女子大学 人間生活学部 子ども教育学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2022/10/16 |
発表テーマ | 臨床教育学研究の国際的環境 ― 黎明期におけるアカデミックな探索の軌跡 |
会議名 | 日本臨床教育学会第12回大会 |
主催者 | 日本臨床教育学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(基調) |
単独共同区分 | 単独 |
招待講演 | 招待講演 |
国名 | 日本 |
開催地名 | 立命館大学朱雀キャンパス |
開催期間 | 2022/10/15~2022/10/16 |
概要 | 学会設立の12年間と、設立に至るまでの議論をふりかえり、次の3つの観点から、臨床教育学のこれまでの足跡とこれからの展望について検討した。1つは、そもそも学術研究としての臨床教育学とは何か、その萌芽はどこにあったのか、その思想としての展開の必然性はどこにあったのか、という観点である。2つは、臨床教育学が、固有な学術研究に相応しい方法として探究してきた方法意識とは何であったのか、という観点である。3つは、複雑な社会状況の中で、いま、臨床教育学が果たすべき社会的・政策的な応答責任とは何か、という観点である。発表ではこれらの観点を重層的に意識しながら、ケアと発達援助の専門性を高め合う学術研究としての羅針盤を明らかにした。特に、ナラティブ・ターンからオントロジカル・ターンへの位相転移、ウェルビーイング(well-being)概念の臨床教育学的検討を行った。 |