ショウイ ヨシノブ
Shoi Yoshinobu
庄井 良信 所属 藤女子大学 人間生活学部 子ども教育学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2002/09/28 |
発表テーマ | ヴィゴツキー研究の現在と臨床参画のフィールドワーク |
会議名 | 東京学芸大学国際教育センター研究プロジェクト <文化間移動と精神発達研究研究会> |
主催者 | 東京学芸大学 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(招待・特別) |
単独共同区分 | 単独 |
招待講演 | 招待講演 |
国名 | 日本 |
開催地名 | 東京学芸大学 |
開催期間 | 2022/09/28~2022/09/28 |
発表者・共同発表者 | 庄井良信 |
概要 | 教育学の内部から ― たとえば、教育人間学、発達教育学、教育実践学などの系譜の内側から ― その内発的展開(endogenous)として創生しつつある新たな学問領域として臨床教育学を構想する動きも生まれはじめていることを概観した。その中で、新たに生まれつつあるネオモダンの潮流では、主体-客体一元論図式に基づく主体と客体の再分節化が重視され、主体と客体の相互交渉的一元論が支持され、対象変革を伴う間主観的認識論や現実変革的認識論に基づく構想的認識論が重視されており、ヴィゴツキーの原点思想に忠実な社会構築主義(改革派)の思潮はその代表格である。さらには、主観的現実と客観的現実の相互構築がめざされ、新たな意味創造と新たな現実変革の有機的統一が目的化される。このネオモダンの知の枠組みから浮かびあがる臨床知が、発達援助=教育における臨床知を概念化するさいのもっとも有力な候補になることを仮説提起した。 |