ショウイ ヨシノブ   Shoi Yoshinobu
  庄井 良信
   所属   藤女子大学  人間生活学部 子ども教育学科
   職種   教授
発表年月日 2023/03/03
発表テーマ 芸術的イメージ体験と即興詩人のアート
会議名 日本発達心理学会第34回大会
主催者 日本発達心理学会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(招待・特別)
単独共同区分 単独
招待講演 招待講演
国名 日本
開催地名 立命館大学大阪いばらきキャンパス
開催期間 2023/03/03~2023/03/03
発表者・共同発表者 庄井良信
概要 Vygotskyは、自己と環境との「間」に揺蕩う心的情動体験(perezhivanie)が、遊びと学びの重要な契機だと考えた。
ナラティヴラーニングは、このような文化歴史的理論を背景に構想された。それは、虚構場面を伴う演劇空間において、自己物語(self-narrative)のプロットを、文化への参加と脱構築という物語のプロットに投影し、新たな意味を創造し合う理論として展開した。そこには、①人類初期の共同体の儀式(演劇)としてのストーリーテリングで、語られ(語り合われた)文化的ナラティヴ、②心的情動体験が、揺らぎのある多声楽的な対話の中で語られ、語り直された協働的ナラティヴ、③即興詩人が伝承してきた詩的ナラティヴという3つの位相があった。シンポジウムでは、これらの動的な接面について発表した。