教員情報 - 松本　あづさ

■ 学歴

1.	(学位取得)	博士（文学）
2.	2005/04～2008/03	北海道大学大学院文学研究科歴史地域文化学専攻博士後期課程修了
3.	2003/04～2005/03	北海道大学大学院文学研究科歴史地域文化学専攻修士課程修了
4.	1999/04～2003/03	北海道大学文学部卒業

■ 職歴

1.	2015/04～	藤女子大学文学部文化総合学科准教授
2.	2012/04～2015/03	藤女子大学文学部文化総合学科講師
3.	2008/04～2012/03	藤女子大学文学部文化総合学科講師（嘱託専任）
4.	2007/04～2008/03	日本学術振興会日本学術振興会特別研究員

■ 現在の専門分野

日本史　（キーワード：近世史、北方史、蝦夷地、松前藩、アイヌ、和人、交易、異文化、非文字社会）

■ 研究課題・受託研究・科研費

1.	2020	18世紀および19世紀のサハリン・千島アイヌの歴史民族学的研究国内共同研究
2.	2016/04～2019/03	アイヌ漆器に関する学際的研究科学研究費補助金（基盤研究（B））
3.	2011/04～2013/03	北海道所在史料群の伝存状況からみる地域的特質に関する基礎的研究科学研究費補助金（基盤研究（C））
4.	2008/04～2009/03	蝦夷地への異国船渡来に関する基礎研究科学研究費補助金（若手研究（スタートアップ））
5.	2007/04～2010/03	近世後期から近代初期に形成された知識人ネットワークに関する基礎研究科学研究費補助金（基盤研究（B））

■ 著書・論文歴

1.	著書	アイヌ文化史辞典（共著） 2022/06
2.	著書	書評と紹介　山﨑香著『正議隊事件　幕末維新期における松前藩の政争』『日本歴史』 (889),99-101頁（単著） 2022/06
3.	著書	ヒグマ学への招待 ―自然と文化で考える― （共著） 2020/04
4.	著書	明治初年におけるアイヌ向け漆器の仕入れについて『アイヌの漆器に関する学際的研究』 129-147頁（共著） 2019/03
5.	著書	北海道史事典（共著） 2016/06
6.	著書	君尹彦氏文書目録Ⅱ （共著） 2016/03
7.	著書	君尹彦氏文書目録（共著） 2014/03
8.	著書	厚岸町史通史編第一巻（共著） 2012/11
9.	著書	松浦武四郎研究序説―幕末維新期における知識人ネットワークの諸相― （共著） 2012/03
10.	論文	アイヌの千島交易と松前藩―『蝦夷島奇観』と『蝦夷見聞記』に描かれたニウェンをめぐって― 藤女子大学文学部紀要 (60),105-125頁（単著） 2023/03
11.	論文	松前藩作成の「蝦夷地図」について―幕府の海防政策との関連性― 「海洋知と領域支配」Newsletter (3),1-8頁（単著） 2022/02
12.	論文	穴熊・野熊・飼熊―交易品としてのヒグマの価値をめぐって― 北海道史研究協議会会報 102 （単著） 2018/06
13.	論文	"境界地域"蝦夷地の眺め方歴史評論 813 （単著） 2018/01
14.	論文	エトロフから長崎へ―蝦夷地に漂着した異国人の長崎護送制度の成立― 藤女子大学文学部紀要 54 （単著） 2017/03
15.	論文	近世後期における蝦夷地の「御用留」― ネモロ場所の事例から― 藤女子大学文学部紀要 51 （単著） 2014/02
16.	論文	蝦夷地の「論所」と証文北海道史研究協議会会報 93 （単著） 2013/02
17.	論文	近世蝦夷地における震災について―文献史料から考える1843年の地震・津波― 第19回北の文化シンポジウム環オホーツク海文化のつどい報告書 19 （単著） 2012/03
18.	論文	1820年代のアッケシ場所についてー「手附」と「自分稼」を中心に― 北大史学 50 （単著） 2010/12
19.	論文	薪水給与令期間の蝦夷地における異国船問題道歴研年報 10 （単著） 2009/09
20.	論文	札幌市中央図書館所蔵松浦武四郎自筆『交友名簿帳』』北海道開拓記念館調査報告 48 （共著） 2009/03
21.	論文	近藤家資料のなかの書状について（２）―嘉永七年（1854）幕吏蝦夷地巡見随行関係文書― 北海道開拓記念館調査報告 47 （共著） 2008/03
22.	論文	近藤家資料のなかの書状について（１）北海道開拓記念館調査報告 46 （共著） 2007/03
23.	論文	松前・蝦夷地における異国船打ち払い北海道・東北史研究 3 （単著） 2006/12
24.	論文	近世後期蝦夷地における異国船防備体制―「場所」構成員の編成を中心に― 史学雑誌 115(3) （単著） 2006/03
25.	論文	近藤家資料のなかの異国船関係史料北海道開拓記念館調査報告 45 （共著） 2006/03
26.	その他	沙流川歴史館講座「文献史料から読み解く明治の平取」『沙流川歴史館年報』 22,21-56頁（単著） 2021/03/31
27.	その他	ヒグマとツキノワグマをめぐる人びと―津軽海峡を越える価値・政治・文化― Arctic Circle 北海道立北方民族博物館友の会・季刊誌 115,4-9頁（単著） 2020/06
28.	その他	幕末・維新期の厚田・浜益厚田・浜益学講座ガイドファイル（共著） 2019/03
29.	その他	幕末期に松浦武四郎が入手・発信した情報について北海学園大学人文論集 65,41-50頁（単著） 2018/08
30.	その他	近世蝦夷地に渡来した捕鯨船北海道史研究協議会会報 95 （単著） 2014/12
31.	その他	「カンピ」というアイヌ語をめぐって ―江戸・明治期の史料から MOCT 40,38-39頁（単著） 2014/01
32.	その他	調査の記録第2次利尻富士町鬼脇「寺嶋菓子舗文書((ス)田中家文書)」調査概報道歴研年報 14 （共著） 2013/09
33.	その他	第1次利尻富士町鬼脇「寺嶋菓子舗文書((ス)田中家文書)」調査概報道歴研年報 13 （共著） 2012/09
34.	その他	書評川上淳著『近世後期の奥蝦夷地史と日露関係』北海道・東北史研究 8 （単著） 2012/08
35.	その他	続・漂着民へ贈られた菓子のこと MOCT 26,5-6頁（単著） 2010/07
36.	その他	漂着民へ贈られた菓子のこと MOCT 17,5-6頁（単著） 2008/04
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■ 学会発表

1.	2023/12/16	近世日本の支配と北海道アイヌの交易世界（近世日本列島北部地域の光と影）
2.	2023/06/01	松前家資料「陸奥国松前并蝦夷地海岸絵図」について（北海道史研究協議会「北海道史研究大会」）
3.	2023/04/08	幕末維新期の北海道における交易品の「無用」と「需用」（「モノ資料からみる近代アイヌ社会と文化」研究会）
4.	2022/08/01	沖の口役と沖の口口銭（「外交の世界史の再構築」第5回研究会）
5.	2022/03/04	前近代における漆器の仕入値と売値について（「モノ資料からみる近代アイヌ社会と文化」）
6.	2021/11/27	松前藩作成の「蝦夷地図」について―幕府の海防政策との関連性―（「海洋知と領域支配」研究会）
7.	2021/06/26	［報告］谷本晃久氏著『近世蝦夷地在地社会の研究』（日本近世史研究とアーカイブズ学2021　谷本晃久氏著『近世蝦夷地在地社会の研究』（山川出版社、2020年2月）合評会）
8.	2020/12/19	アイヌの千島交易と松前藩―村上島之允『蝦夷島奇観』の「ニヨヱン」図をめぐって―」（18世紀および19世紀のサハリン・千島アイヌの歴史民族学的研究）
9.	2019/05/21	「軽物」交易があった時代―「軽物」の始まりと終焉を考える―（はこだて外国人居留地研究会・札幌会）
10.	2018/12/09	明治初年におけるアイヌ向け漆器の仕入れについて（「アイヌの漆器に関する学際的研究」シンポジウム JSPS科学研究費補助金B「アイヌ漆器に関する学際的研究」）
11.	2018/11/16	ラペルーズが記録した北方地域の人々と交易世界（ラペルーズ顕彰記念碑建立メモリアル講演会）
12.	2018/11/10	イザベラ・バードが旅をした1878年の北海道（イザベラ・バード来道140周年記念シンポジウム写真でたどるバードの道）
13.	2018/09/26	開拓使文書からみるアイヌ向けの漆器について（サハリン州立郷土博物館館内研究会）
14.	2018/08/02	近世後期の異国船問題と蝦夷地政策の展開（第42回北海道高等学校日本史教育研究大会）
15.	2018/03/23	厚田・浜益の歴史を読み解く ― いくつかの古文書から幕末維新期の厚田・浜益を考える ―（厚田・浜益学）
16.	2018/03/04	開拓使文書のなかの「アイヌ漆器」 ― 明治初年における郡ごとの「諸調」「引継書類」―（アイヌ漆器に関する学際的研究2018）
17.	2017/11/04	松浦武四郎が入手・発信した情報について（北海学園大学人文学会2017年度大会）
18.	2015/08/08	近世蝦夷地にやって来た異国船―鎖国から箱館開港へ―（苫小牧市美術博物館大学講座）
19.	2015/04/18	近世蝦夷地におけるアイヌと和人との関係をめぐって ― 和文史料からの検討 ―（第24回日本ナイル・エチオピア学会学術大会）
20.	2014/11/08	近世蝦夷地に渡来した捕鯨船 ―鎖国から箱館開港へ―（北海道立図書館資料で語る北海道の歴史（第15回））
21.	2012/07/15	蝦夷地への異国船渡来と松前藩・幕府 ―松前藩から幕府への報告書―（第51回近世史サマーセミナー）
22.	2012/03/13	『浩然随筆』における松浦武四郎（フォーラム松浦武四郎）
23.	2010/07/24	文政年間のアッケシ場所について（北大史学会大会）
24.	2007/06/15	蝦夷地における漁場をめぐった争論について（北大史学会例会）
25.	2006/07/09	松前藩復領期の蝦夷地社会について―勤番所～会所間の行政について―（北海道史研究大会）
26.	2006/05/27	復領期松前藩と蝦夷地―松前蝦夷地における異国船打ち払い―（北海道・東北史研究会）
27.	2003/03/15	近世後期の蝦夷地調査について―近藤重蔵とアイヌ―（道歴研例会「卒論報告会」）
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■ 受賞学術賞

1.

2008/03

北海道大学大塚賞

■ researchmap研究者コード

B000300621

■ 所属学会

1.	2006/04	北海道・東北史研究会
2.	2006/04～	北海道史研究協議会
3.	2006/01～	史学会
4.	2003/04～	北大史学会
5.	2003/03～	北海道歴史研究者協議会

■ 委員会・協会等

1.	2022/08	札幌市公文書管理審議会委員
2.	2022/03	公益財団法人アイヌ民族文化財団　児童生徒向け副教材作成検討委員会委員
3.	2020/04～	上ノ国町史編さん委員会編集委員（近世史）
4.	2019/05～	北海道史編さん委員会調査研究協力委員
5.	2016/04～	北海道歴史研究者協議会会計監査
6.	2010/06～	北海道史研究協議会常任幹事
7.	2008/06～2011/03	北海道地域限定通訳案内士試験委員
8.	2008/04～2013/02	厚岸町史編集委員協力員
9.	2008/04～2016/03	北海道歴史研究者協議会会計
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■ 担当経験のある科目

1.	「歴史・思想」基礎演習C（藤女子大学）
2.	「歴史・思想」卒業研究演習（藤女子大学）
3.	キリスト教と藤女子大学（藤女子大学）
4.	古文書講読（北海学園大学）
5.	日本史B（藤女子大学）
6.	日本史演習B-a（藤女子大学）
7.	日本史演習B-b（藤女子大学）
8.	日本史演習B-c（藤女子大学）
9.	日本史演習B-d（藤女子大学）
10.	日本史特講B-a（藤女子大学）
11.	日本史特講B-b（藤女子大学）
12.	日本史入門B（藤女子大学）
13.	日本史入門B-a（藤女子大学）
14.	日本史入門B-b（藤女子大学）
15.	日本文化（藤女子大学）
16.	北海道史概論（北海学園大学）
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■ 社会における活動

1.	2017/11	古地図でたどる北海道史―北海道島が描かれていく過程―
2.	2014/01	北海道の歴史を探る―江戸・明治・昭和における「鯨」と人との関わり―
3.	2013/01	北海道の歴史を探る―江戸時代における「鯨」と人との関わり―
4.	2011/02	はじめての古文書（第３回）
5.	2010/06	古文書に親しむ春の陣（第３回）
6.	2010/03	古文書に親しむ冬の陣はじめての古文書（第５回）
7.	2009/11	古文書に親しむ秋の陣内容編（第２回）
8.	2009/09	北海道の歴史を探る―「鯨」をめぐる人びと―
9.	2009/05	古文書に親しむ春の陣（第３回）
10.	2009/05	捕鯨船航海日誌のなかの蝦夷地
11.	2009/03	はじめての古文書（第３回）
12.	2009/01	北海道の歴史を探る―江戸時代にやって来た異国船―
13.	2008/12	古文書に親しむ秋の陣（第３回）
14.	2008/10～2008/12	漂流民の見た異国（全６回）
15.	2008/07	古文書に親しむ春の陣（第３回）
16.	2008/02	外国人のみた江戸時代の北海道
17.	2007/02	北海道の歴史を探る―蝦夷地に渡来した異国船―
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■ 教育上の能力

●教育方法の実践例
1.	2021/04～	非対面授業の実施
2.	2008/04～	配布資料およびパワーポイントでの歴史資料の提示
3.	2008/04～	北海道に所在する歴史資料の活用

■ 主要学科目

日本史