教員情報 - 松村良祐

1.	2015/04～	藤女子大学文学部准教授
2.	2011/04～2015/03	藤女子大学文学部講師
3.	2009/04～2011/03	南山大学宗教文化研究所研究員

■ 現在の専門分野

哲学、倫理学, 宗教学, 思想史　（キーワード：西洋中世哲学、感情論、トマス・アクィナス、アルベルトゥス・マグヌス、ボナヴェントゥラ）

■ 研究課題・受託研究・科研費

2019/04～2021/03

「愛を基点とした西洋中世における情念論の系譜理解と情念の再評価のための試み」科学研究費助成事業：若手研究(B)

■ 著書・論文歴

1.	著書	nyx(ニュクス)--開かれたスコラ哲学 (4),30-43頁（共著） 2017/08
2.	著書	『科学・技術・倫理百科事典』（共著） 2012/01
3.	著書	『自然の諸原理について―兄弟シルヴェストゥルに—』（共著） 2008/03
4.	論文	ボナヴェントゥラと枢要徳—『ヘクサエメロン講解』第6、7講解を中心として中世思想研究 63,65-73頁（単著） 2021/10
5.	論文	「自己愛と他者愛の関係－トマス・アクィナスにおける「愛の問題」の一側面―」博士論文（京都大学） ⅸ+-228頁（単著） 2019/11
6.	論文	amor facit extasim－トマス・アクィナスにおける愛の諸結果の中の脱我－藤女子大学文学部紀要 56,69-105頁（単著） 2019/03
7.	論文	「ボナヴェントゥラと自由学芸－『諸学芸の神学への還元』における神への道としての諸学芸－」『中世思想研究（中世哲学会）』 57,114-126頁（単著） 2015/09
8.	論文	「神の甘美さを味わう－ボナヴェントゥラにおける体験知としての神学―」『日本カトリック神学会誌（日本カトリック神学会）』 25,207-226頁（単著） 2014/09
9.	論文	「自己愛のパラドックス―トマス・アクィナスにおける自己愛と他者愛―」『倫理学年報（日本倫理学会）』 63,115-128頁（単著） 2014/03
10.	論文	「交錯する自己と他者―トマスとアルベルトゥスにおける二つの愛―」『中世哲学研究（京大中世哲学研究会）』 29,21-41頁（単著） 2010/12
11.	論文	「トマス・アクィナスにおける欲望の愛と友愛の愛―友愛理解の一側面―」『中世哲学研究（京大中世哲学研究会）』 27,85-102頁（単著） 2008/12
12.	論文	「トマス・アクィナスにおけるcooperatio-第一原因と第二原因の文脈から—」『中世思想研究（中世哲学会）』 50,15-31頁（単著） 2008/09
13.	論文	「トマス・アクィナスにおける神と自然的世界」『南山神学別冊（南山大学神学院）』 22,1-38頁（単著） 2007/03
14.	その他	サン・ヴィクトルのフーゴー『愛の実体について』（翻訳）『藤女子大学キリスト教文化研究所紀要』 22,23-38頁（単著） 2023/03/31
15.	その他	「2019年度シンポジウム企画趣旨・司会報告（中世哲学会：枢要徳の形成と発展Ⅰ）」『中世思想研究』 (62),84-88頁（単著） 2020/09
16.	その他	「書評：J.M. Hammond et al. (ed.), A Companion to Bonaventure (Leiden: Brill, 2014) pp.584.」『中世思想研究（中世哲学会）』 57,156-161頁（単著） 2015/09
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■ 学会発表

1.	2022/08/29	諸情念の中の愛ーートマス・アクィナスにおけるcomplacentia boniとしての愛（日本カトリック神学会）
2.	2020/11/08	「ボナヴェントゥラにおける枢要徳―『ヘクサエメロン講解』第6、7講解を中心に（シンポジウム提題）」（中世哲学会）
3.	2020/09/26	「愛を巡る用語法―トマス・アクィナスにおける『神学大全』1-2, qq.26-28―」（京大中世哲学研究会）
4.	2019/07/20	「自己を越え出る愛のかたち－トマス・アクィナスにおける愛の諸結果の中の脱我－」（京大中世哲学研究会）
5.	2017/04/28	「魂の外から内へ、そして外へ－トマス・アクィナスの情念論－」（藤女子大学キリスト教文化研究所研究例会）
6.	2014/11/09	「ボナヴェントゥラと自由学芸（シンポジウム提題）」（中世哲学会）
7.	2014/09/20	「諸学芸の中の自由学芸－ボナヴェントゥラの『諸学芸の神学への還元』―」（京大中世哲学研究会）
8.	2012/10/14	「自己愛のパラドックス―トマス・アクィナスにおける自己愛と他者愛―」（日本倫理学会）
9.	2012/07/28	「自己愛の優位性と他者愛―トマス・アクィナスの友愛論―」（京大中世哲学研究会）
10.	2011/07/23	「自己と他者の狭間で―トマス・アクィナスの友愛論研究―」（藤女子大学キリスト教文化研究所研究会）
11.	2010/09	「自己と他者のはざまで―トマス・アクィナスにおける二つの愛―」（日本カトリック神学会）
12.	2007/11/10	「トマス・アクィナスにおけるcooperatio」（中世哲学会）
13.	2007/04	「トマス・アクィナスにおける第一原因と第二原因の関係について」（京大中世哲学研究会）
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■ 受賞学術賞

2015/06

日本カトリック大学連盟カトリック大学研究奨励賞

■ 科研費研究者番号

80612415

■ researchmap研究者コード

B000242827

■ 所属学会

1.	2022/11～	American Catholic Philosophical Association
2.	2012/10～	日本倫理学会
3.	2023/04～	∟ 評議員
4.	2011/07～	北海道基督教学会
5.	2008/10～2009/09	American Academy of Religion
6.	2007/09～	日本カトリック神学会
7.	2006/11～	中世哲学会
8.	2012/11	∟ 推薦評議員
9.	2020/11	∟ 監事
10.	2006/04～	京大中世哲学研究会
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■ 委員会・協会等

1.	2021/04～	日本倫理学会編集委員、和辻賞選考委員、評議員
2.	2019/11～	中世哲学会監事
3.	2016/06～	北海道基督教学会理事
4.	2016/01～	中世哲学会推薦評議員

■ 担当経験のある科目

1.	キリスト教学（藤女子大学）
2.	キリスト教学演習（藤女子大学）
3.	聖書学（藤女子大学）
4.	西洋哲学史概説（北海道大学）
5.	卒業研究演習（藤女子大学）
6.	哲学（藤女子大学）
7.	哲学特殊講義（藤女子大学）
8.	哲学入門（藤女子大学）
9.	比較思想（南山短期大学）
10.	歴史・思想基礎演習（藤女子大学）
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■ 教育上の能力

●教育方法の実践例
1.	2019/04～	zoom、e-ラーニングシステムなどを利用したオンライン授業運営
2.	2015/04～	ＰＰＴをはじめとする映像、音声メディアを利用した授業運営
3.	2013/04～	講義時におけるハンドアウトの配布
4.	2011/04～	リアクション・ペーパーによるフィードバック・システムの活用
5.	2011/04～	小テストによる知識定着

■ 主要学科目

哲学入門、哲学特講、歴史・思想基礎演習など