タケウチ ヨウコ
Takeuchi Yoko
竹内 陽子 所属 看護学部 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/09 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 前頭側頭型認知症の特徴を活かした構造化プログラムの有用性に関する研究
Study Regarding the Usefulness of Structured Program that Made Use of the Characteristics of Frontotemporal Dementia (筆頭論文)(学会奨励賞受賞論文) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 一般社団法人 日本看護研究学会雑誌 = Journal of Japanese Society of Nursing Research, 2012-09 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 35(4),13-24頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 竹内陽子 長谷川雅美 |
原著者 | 竹内陽子 |
概要 | 本研究は前頭側頭型認知症(frontotemporal dementia:以下,FTD)の視覚空間認知機能が保たれている点と、症状が自閉症と類似している点を重視して、自閉症患者用のTEACCHプログラムの活用に着目した。本研究の目的は、FTD患者の特徴を活かしてTEACCHプログラムの一部にある「構造化」による介入を行うことで、その有用性を検証することである。対象者は、FTDと診断された10名のうち同意が得られた4名であった。対象者には、視覚的な構造化、時間の構造化、空間の構造化、作業の構造化の4つの構造化プログラムで約3か月間介入した。分析は、FTD患者の反応や変化から構造化プログラムのどの要素に有用性があるかを検証した。結果、視覚的な構造化、時間の構造化、作業の構造化で有用性が認められたが、空間の構造化に対しては、有用性は判定できなかった。本研究から、FTD患者の日常生活援助として構造化プログラムを活用することの有用性が示唆された。 |