ミヤガワ ノリユキ
Noriyuki Miyagawa
宮川 典之 所属 教育学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/02 |
形態種別 | その他 |
標題 | 歴史のなかの輸入代替工業化 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 世界経済評論IMPACT(webコラム) |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 一般社団法人 世界経済研究協会 |
巻・号・頁 | (平成26年2月号) |
概要 | 現在の主流派経済学によれば、輸入代替工業化は保護主義を付随するので、貿易戦略としてはよくないとされがちである。しかしイギリスの経済史をひもとくと、ヘンリー7世の時代(15世紀末)からエリザベス1世の時代(17世紀初頭)にかけて羊毛工業において輸入代替工業化が実施されたこと、そして産業革命期(18世紀後半から19世紀前半)においては綿織物工業においてもそれが見られたことを指摘した。したがって歴史的にみると、輸入代替工業化を否定するのは誤りであると論じた。
総文字数2100字 |