ハマチヨ イヅミ
Izumi Hamachiyo
濱千代 いづみ 所属 教育学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/02 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 古活字本『伊曽保物語』の肯否疑問文 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 岐阜聖徳学園大学紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第52集,19-29頁 |
概要 | 古活字本『伊曽保物語』の肯否疑問文の形式を日本語の変遷の中に位置づけて解明した。古代語によく見られる係り結び形式は形骸化し,用法に偏りがある。文末助詞「や」形式が半分を占めるが,相手の意志・答えを問うのでなく,内容の判定を求める方向に変化している。江戸時代前期の代表形は文末助詞「か」形式であるが,その使用は少ない。これらの現象の理由として,翻訳時の擬古的態度が推定される。
総頁数11 |