クロダ ショウダイ
黒田 翔大 所属 外国語学部 職種 専任講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 中上健次『十九歳の地図』論――脅迫電話をめぐって―― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 東アジア日本語教育・日本文化研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (23),127-144頁 |
概要 | 中上健次『十九歳の地図』を扱い、遍在化しつつある電話と場所の関係性とそれが人々に与える影響の考察をしている。中上研究では「路地」を舞台とした紀州三部作などの作品が中心に扱われる傾向がある。それに対して、「路地」ではなく東京を舞台とした初期作品の『十九歳の地図』の注目度はさほど高くない。しかし、電話というメディアに注目することで、中上の電話に対する認識や「路地」と作品の関わりについて言及している。 |