タケウチ ヨウコ
Takeuchi Yoko
竹内 陽子 所属 看護学部 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/11 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 退院の可能性を引き出す看護実践の構造 長期入院で退院を望まない患者へのアプローチからの分析 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本精神科看護学術集会誌, 2012. |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 55(3),44-48頁 |
著者・共著者 | 岡田明希 酒井伸隆 干場正倫 長岡香代子 竹内陽子 桶谷玲子 田嶋長子 |
概要 | 本研究の目的は、長期入院により退院を望まない患者に対して、退院の可能性を引き出すことをねらいとし、以前に退院支援を円滑に出来た看護師にどのような看護実践を行ったのかをインタビューし、その構造を明らかにすることである。対象は、精神科A病棟社会復帰支援チームの看護師8名であり、期間は2011年11月であった。データ収集方法は、半構成面接法により、面接時に許可を得て録音し、逐語録とした。分析方法は、質的・帰納的にカテゴリー化した。結果、退院の可能性を引き出す看護とは、詳細に【変化を望まない患者像を捉える】ことを行い【もつと可能性があるはず】と信じること、【退院への糸口を見いだす】ためのアプローチが必要であり、看護師の【このまま進めて良いのか】との迷いに対し【受け持ち看護師の方針に沿う関わり】が重要とされた。 |