オオイシ マユカ   Oishi Mayuka
  大石 真由香
   所属   教育学部
   職種   専任講師
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2010/03
形態種別 研究論文 
査読 査読あり
標題 『万葉拾穂抄』における「可随所好」について
執筆形態 単著
掲載誌名 叙説
掲載区分国内
出版社・発行元 奈良女子大学国語国文学会
巻・号・頁 (37号),321-334頁
概要 2010年3月31日.
『万葉拾穂抄』に存する「可随所好」等の言葉は定家以来の二条派古典解釈の方法を示すものだが、定家のそれと季吟のそれとは、同一の表現ながら思想背景を異にする。定家は六条家の「家」説への意識からこの術語を使用したが、季吟は仙覚への意識―仙覚の和歌理解の浅さへの非難と、仙覚の実証的な訓読方法に対する尊重―をこの術語で表した。