クラトミ ケイ
Kuratomi Kei
蔵冨 恵 所属 教育学部 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/05 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 左右視野呈示に依拠した競合頻度が大域・局所情報処理に及ぼす影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 心理学研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第84巻(第5号),536-542頁 |
担当範囲 | 共同研究につき本人担当部分抽出不可能 |
著者・共著者 | ◎蔵冨 恵・吉崎 一人 |
概要 | 大脳半球優位性によって,競合頻度に対する振る舞いが異なるかを検討するため,左右視野いずれかに呈示される複合パターンを用いて,大域・局所情報同定課題を行った。その結果,課題要求が優位となる半球に刺激が投入される事態には,干渉量も小さくなり,競合頻度の影響を受けにくいのに対して,課題要求が優位とはならない半球に刺激が投入される事態には,干渉量も増加し,競合頻度に多寡に応じてそれが変動した。この結果は,半球優位性によって競合頻度に対する振る舞いが異なり,視覚情報選択性の調整が各半球に起因しても行われていることを示唆している。 |