ヨシダ タクヤ
Takuya Yoshida
吉田 琢哉 所属 教育学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 愛着スタイルが関係目標および葛藤対処方略に及ぼす影響 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 東海心理学研究, |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 東海心理学会 |
巻・号・頁 | 10,1-9頁 |
総ページ数 | 9 |
概要 | 対人ストレスに直面した際の対処方略の選択を左右する要因として,相手との関係性に配慮した関係目標の影響を,そして関係目標に先行する要因として、子どもと養育者との関係性を反映した愛着スタイルの影響を検討した。20歳代の独身男女に対してWeb調査を実施した。予測通り,愛着スタイルのうち,見捨てられ不安の高い人ほど対人葛藤に直面した際に関係目標を高く設定しやすい傾向が見られた。一方,愛着スタイルのもう1つの側面である親密性回避は,関係目標に対して負の影響を与えていた。本研究から得られた知見は,子どもの社会性の獲得に有益な示唆を与えると考えられる。
(執筆担当部分:問題と目的,考察の一部) |