タケウチ ヨウコ
Takeuchi Yoko
竹内 陽子 所属 看護学部 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 重度認知症患者の人生の最終段階に対する家族の認識 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本精神科看護学術集会誌, 2017. |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 60(2),205-209頁 |
担当区分 | 責任著者 |
著者・共著者 | 竹下理代 竹内陽子 遠田大輔 木元大勝 福井可奈絵 |
概要 | 本研究の目的は、認知症患者における人生の最終段階に対する家族の認識を明らかにすることである。対象は認知症と診断されて10年以上経過している患者の家族6名で、期間は2016年7月~12月であった。方法は、探求の問いに基づいた半構成面接を実施した。分析方法は、逐語録を精読し、探求の問いに基づいてコードを抽出し、内容の類似性に従いサブカテゴリー、カテゴリー化する質的・帰納的に行った。結果、1.延命を希望しない【苦痛や嫌がることはしないでほしい】【自然な最期を迎えてほしい】【胃瘻はしないでほしい】【わからないまま生き続けるのは幸せなのか】2.延命を希望する【嫌がっても無理矢理にでも食べさせてほしい】【胃に入ればいい、胃瘻はしてほしい】【命ある限り延命してほしい】3.自分の場合での希望【自分も延命はしないでほしい】【自分も命ある限り延命してほしい】4.最終段階のイメージ【家族を含め何もわからなくなった状態である】【食べられなくなった状況が最終段階】【想像はできない】5.代理意思決定について【本人の意思を確認してもいなくても決断するのは家族である】【家族間での思いが違う】が見られた。 |