コウチ ヨシクニ
Yoshikuni Kochi
河智 義邦 所属 教育学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/01 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 聖覚の行実の評価をめぐって ―法然・親鸞との連続・非連続性― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 真宗研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (50号),169-187頁 |
概要 | 聖覚は法然と交流の深かった天台僧で、親鸞が法然の思想をよく継承する先師と慕った善知識である。従来真宗学界では、その著『唯信鈔』の思想が法然の専修念仏義を簡潔に纏めたものとして評価され、親鸞も注釈書を著すなど、その思想に大きな影響を受けたとして、高評価を得ていた。しかし平雅行など史学の立場から、聖覚が法然没後の浄土宗弾圧に積極的な役割を果たしたことが検証される。当論では、その聖覚の行実についてどのように考えるべきかを親鸞の視点も加えながら論考した。 |