キドウラ トヨカズ
Kidoura Toyokazu
木戸浦 豊和 所属 教育学部 職種 准教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/03 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 「感応」としての文学――漱石・マイヤーズ・心霊主義 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『日本文芸論叢』第26号 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 東北大学文学部国文学研究室 |
巻・号・頁 | 31-50頁 |
総ページ数 | 20 |
概要 | 本論文は、漱石の小説や随筆、文学理論にあらわれた「感応(telepathy)」の言説に注目した。「感応」とは、遠く離れた人物同士の心や感覚の経験が通じ合う現象である。その現象は、19世紀から20世紀初頭の欧米で「心霊主義」の1つとして注目された。漱石の作品や理論的言説においても「感応」を文学の理想や理念として位置付けようとする試みが見られるのである。 |