カノウ マサジ
Masaji Kano
加納 正二 所属 経済情報学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/03 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 信用金庫におけるsoft information と営業活動 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | Review of Economics and Information Studies |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 岐阜聖徳学園大学 |
巻・号・頁 | vol.12(No3,4),55-64頁 |
概要 | 本稿では信用金庫の営業活動においてsoft informationの吸収に重要な役割を担うと考えられる定期積み金と渉外人員に注目して分析を行った。 定期積み金比率と収益性の指標とは負の相関関係がうかがえる。しかし、サンプルを資産規模で下位10行のサブサンプルに関して分析するとさらにその負の相関関係は強くなる。しかし資産規模で上位10行のサブサンプルを分析すると符号は正になるが相関はみられなくなる。 定期積み金比率が信用金庫のパーフォーマンスにマイナスの影響を及ぼすのは特に規模の小さい信用金庫であることがわかった。 渉外人員比率と収益性の財務指標に関しては弱い相関であるが負の関係がみられる。 定期積み金や渉外人員数はSoft informationの吸収には重要な役割を果たすと考えられるが必ずしも信用金庫の収益性とは直接的には結び付いていないと考えられる。 |