イシダ ヒラク
Hiraku Ishida
石田 開 所属 幼児教育学科第一部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/11 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 5~6歳児の社会性に関する実験的考察:「あぶくたった遊びの分析を通して」 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 小児保健研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 69(6),773-780頁 |
著者・共著者 | 著者名:◎小林勝年,寺川志奈子,田丸敏髙,石田 開,小枝達也 |
概要 | (全体概要)「保育的観察」と名付けた、幼児の小集団に大人の保育者が寄り添ってある程度設定された遊びを展開しながらその各局面における子どもの諸行動を観察するプログラムを開発、実施し、そこにおける日本の伝承遊び「あぶくたった」での5,6歳児の行動の特徴を分析した。結果、①5歳児では遊びの完遂そのものが難しいことが多く、中断が多く発生したが、6歳児では遊びが完遂されることが多く、②6歳では女児の方が男児より「ふり遊び」を多く算出し、また、③遊びにおいて「オニ」を演じる中で最初に大人が呈示したモデル通りではない独自のセリフが多く産出された。5-6歳の間での、集団での遊びを維持させるための集団行動スキルの発達と、遊びをより楽しむための創意の増大が示唆される。
(担当部分概要)共著者とともに観察プログラムを開発したほか、観察状況および記録装置の組み立てを行い、観察の実施及び記録において主導的役割を担った。 |