タニ コウイチ
谷 浩一 所属 教育学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | “The Effects of Behavior Support Targeting Self-injurious Behavior through Promotion of Task Engagement on Problem Behavior in ASD children”(自閉症スペクトラム児に対する自傷行動を標的とした課題従事行動促進支援による行動問題への効果) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | School Health(日本学校保健学会の英文ジャーナル) |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第12巻 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | (筆者が筆頭著者) |
概要 | 本稿では、特別支援学校に在籍する自閉症スペクトラム児3名を対象として、課題従事行動を促進する行動支援プログラムを実施することにより、a) 標的場面における自傷行動の軽減効果を検証する、b) 生活場面における自傷行動以外の他の行動問題への影響について検証する、の2点が目的とされた。結果、対象児3名ともに、標的場面においてベースライン期に比べ介入期において課題従事行動が増加した一方、自傷行動の軽減が認められた。加えて、担任教諭による対象児の異常行動チェックリスト日本語版(ABC-J)の結果より、標的場面以外の生活場面において3つのサブスケールスコア(Ⅰ.興奮性、Ⅱ.無気力、Ⅳ.多動)上での行動改善が認められた。 |