カノウ マサジ
Masaji Kano
加納 正二 所属 経済情報学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/09 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 地域金融機関における人的資源とソフトインフォーメーション |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | Review of Economics and Information Studies |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 岐阜聖徳学園大学 |
巻・号・頁 | vol.13(No.1,2),65-74頁 |
概要 | 本稿では地域銀行における嘱託・臨時従業員の割合と財務指標を比較することによりソフトインフォーメーションについて考察する。 嘱託・臨時従業員の割合が高くなればコストパーフォーマンスは良化されると考えられROAは上がる傾向が見られる。 嘱託・臨時従業員の割合が高くなるということは熟練した正規職員の割合が低くなることであり、ソフトインフォーメーションの入手・蓄積・伝達に不利になり、貸出残高伸び率にも負の影響が出ると予想されるが、分析結果では逆に正の影響が見られた。 女性職員の割合に着目した分析では、女性職員の割合でグルーピングすると、漠然とではあるが、女性職員の比率が高い信用金庫のグループのほうが、貸出残高の対前年比の平均値が低いことが示される。しかし相関があるとは言い難く、今後精緻な分析が必要である。 |