ナカムラ テツヤ
Tetsuya Nakamura
中村 哲也 所属 教育学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/03 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 国語教育における「リテリング(retelling)の実践―その多様な展開の系譜と新たな可能性 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 岐阜聖徳学園大学国語国文学会「国語国文学」 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (第36号),1-27頁 |
概要 | 「リテリング retelling」(再話、言いかえ、話しかえ、語り直し)は、「他者のことば」の入力―出力のプロセス、いわば「内化(内面化)」と「外化」のプロセスを具体化した言語学習のための有力なひとつの方法である。戦後、わが国の国語教育においてこの「リテリング」を授業の指導過程に位置付け、「話しかえ」として理論化したのが、民間教育運動団体「児童言語研究会」であった。とくに本稿では、児言研が「話しかえ」の導入にあたって依拠していたロシア(旧ソビエト)の言語教育論、国語教育論に遡り、「話しかえ」の授業実践とその理論的な吟味を行った。 |