オオナリ トシヒロ
Toshihiro Onari
大成 利広 所属 経済情報学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2000/12 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 収益性指標としての企業内部収益率の測定 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 東亜大学経営学部紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (13),29-46頁 |
概要 | 投資決定論で用いられる内部収益率を企業の収益性評価指標として用いたときの問題点を検討している。第一の問題は、プロジェクト評価から企業全体評価への拡張問題であり、この問題に関しては、企業全体を1つのプロジェクトとしてみなすことにより解決している。第二の問題は、期間に関する問題である。IRRは、元来存続期間全体を評価する概念であるため、期間セグメントを如何に設定するか期間の特定化が必要である。ここではSalamonモデルを発展させたGordon=Hamerモデルについて概説している。Gordon=Hamerモデルでは、キャッシュ・フロー・パターンを初期段階では成長し、最高点に達すると衰退していくようなライフサイクルを持つパターンをモデルに組み込んでいる。 |