タニ コウイチ
谷 浩一 所属 教育学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 「痙性斜頸を有するクライエントへの臨床動作法の適用~顔上げ保持時間を指標とした体験過程と動作課題の分析~」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 臨床動作学研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第23巻 |
概要 | 合計94セッションの臨床動作法による面接により痙性斜頸が治癒したケースに基づき、面接過程でのクライエント自身の身体に対する“感じ”(自体感)の表明内容の変化と、動作および行動上の変化との関連性を検討した。加えて、痙性斜頸(首下がり状態)に対して有効な動作課題の検討を行った。結果、面接が進むにつれ、クライエントは身体各部に対して的確に注意が向けられるようになるとともに、日常生活における社会性が向上した。また、「首下がり」に対しては、肩開きと軀幹ひねりのリラクセイション課題と、顔上げおよび肩の動かしの動作を促す課題が有効であることが分かった。 |