オオイシ マユカ
Oishi Mayuka
大石 真由香 所属 教育学部 職種 専任講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/03 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 『万葉集』巻十七・三九三二歌「海邊都祢佐良受」試論 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 国文学 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 関西大学国文学会 |
巻・号・頁 | (99号),1-14頁 |
概要 | 「海邊都祢佐良受」は仙覚以来「ウミヘツネサラズ」と訓まれてきたが、不自然な字余りである。本稿は「海邊」を「ハマ」と訓むという一案を示した。集中の用例からも塩焼きの場としては海に隣接した砂地「ハマ」が適当であり、歌の内容からも、「ハマ」という一地点に視点を集中させたほうが、恋が「常に」続いている状態を描き出すという歌意にかなっていると考えられる。 |