オオイシ マユカ
Oishi Mayuka
大石 真由香 所属 教育学部 職種 専任講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/03 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 惺窩校正本『万葉集』の底本と本文校訂 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 叙説 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 奈良女子大学日本アジア言語文化学会 |
巻・号・頁 | (43号),21-40頁 |
概要 | 惺窩校正本『万葉集』の現存写本等四本を検討した結果、仙覚校訂本のうち文永三年本系の一本を底本としており、底本に存したイ本注記を大いに利用して本文校訂を行っていたことが知られた。校訂には訓に対応させるために漢字本文を独自の解釈によって変更するような態度も見られた。訓を主として万葉歌を和歌としてよりよいものにしようとする態度は、北村季吟『万葉拾穂抄』にも見られ、近世初期特有の『万葉集』受容の特色であると言える。 |