オオナリ トシヒロ
Toshihiro Onari
大成 利広 所属 経済情報学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2005/03 |
形態種別 | 学術書 |
標題 | 国際会計の基本問題(京都学園大学総合研究所叢書4) |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 同文館出版 |
巻・号・頁 | 105-162頁 |
担当範囲 | 第5章「キャッシュ・フロー計算書の国際比較と国際的調和化」 第6章「財務報告におけるキャッシュ・フロー計算書の位置づけと評価」 |
著者・共著者 | 山口忠昭・庄司樹古・大成利広・藤川義雄・竿田嗣夫・高田正淳 |
概要 | 第5章
アメリカ、イギリス、日本、IASCにおけるキャッシュ・フロー計算書の基準設定の歴史的変遷と計算書の主要部分である利用目的、資金概念、表示形式について各国の基準を比較検討した。その結果としてキャッシュ・フロー計算書は、若干の差異は認められるが、国際的な調和化の程度が非常に高いと考えられる。 第6章キャッシュ・フロー計算書が財務諸表の目的である情報利用者の経済的意思決定に有効な情報提供機能を持つのかについて考察している。将来のキャッシュ・フローを予測するにあたり、キャッシュ・フロー計算書が他の財務諸表とは異なる新たな情報を提供することで有用となるが、現在最も使用される間接法の表示形式では、情報提供能力が他の財務諸表よりも劣ると考えられる。そのため、直接法による表示とその分析・評価手法についてさらなる研究が必要である。 |