タニ コウイチ
谷 浩一 所属 教育学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | Schema of Body Dynamicsの13ヵ所の身体部位の扱いの頻度調査―動作法に基づく効果と関連づけて― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 花園大学社会福祉学部研究紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (第30号) |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | (筆者が筆頭著者) |
概要 | 臨床動作法(以下、動作法)の開発当初より作成されているSchema of Body Dynamicsは、動作法の効果を評価する評定票としての有用性のみならず、そこで番号が付されている13ヵ所の身体部位はトレーニー/クライエントの動作状況を見立てたり、動作課題を設定する際、さらには新たに動作課題を創り出す際の重要な基盤的視点を与えている点が重要である。本研究では、Schema of Body Dynamicsの13ヵ所の身体各部位に注目し、これまでに公表された動作法が適用された事例研究において、トレーナー/セラピストが動作課題の設定や、効果の評価に際してそれら13ヵ所の身体部位のどの部位がどの程度の頻度で扱われてきたかについて調査した。結果、全般的には5番(腰)と6番(股)の両者が動作法実施の際に扱われることが多いことが明らかとなった。加えて、5番(腰)、6番(股)以外の部位に関しては、課題の種類の違いや実施目的の違いにより、扱われる部位の頻度に多寡が生ずることも明らかとなった。 |