ハマチヨ イヅミ
Izumi Hamachiyo
濱千代 いづみ 所属 教育学部 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/03 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
標題 | 小学校国語科教科書・漢字辞典で部首の捉え方の異なる学習漢字 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 岐阜聖徳学園大学国語国文学 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (第25号),78-100頁 |
概要 | 調査の結果,部首の捉え方が異なる漢字は国語科教科書で9字,漢字辞典で21字,併せて23字になった。学習漢字1006字の中での数値としては大きくない。が,小学校中学年で漢字の部首に触れ,漢字辞典の引き方を学習する際に,このような漢字に直面した場合,学習者・指導者双方に多少の困惑が予想される。部首の捉え方の相違は旧字体と新字体との字体の相違に由来する場合が多い。国語科教科書や漢字辞典の編著者が,何に着眼したかによってその漢字の部首が決定されている。とくに「内・全・舎・巻」の4字の部首の捉え方は新字体と比較して形状の相違が大きい。本論ではこれらに関して再考されることを提言し,現場の指導者が字体と部首との形状の相違を矛盾として指摘された場合,どのように説明をするのか示した。 |