ジョウフク マサノブ
Masanobu Joufuku
城福 雅伸 所属 経済情報学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1994/03 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 人の死とは何か-法相唯識思想における死の概念- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 印度学仏教学研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第42巻(第2号),274-278頁 |
概要 | 昨今、臓器移植・脳死問題にからんで人の死とは何かが問題となっている。これについて仏教、特に法相唯識から検討を試みたのが本研究である。法相唯識では阿頼耶識が身体を縁変するとともに執受し、その身体部位には熱が発生するとされる。死に行く時は執受が放棄され、放棄された部分は冷え行き、最後に心臓への執受が放棄され全身が冷える。よって体温が維持された脳死状態は死ではないと結論した。 |