ジョウフク マサノブ
Masanobu Joufuku
城福 雅伸 所属 経済情報学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1994/10 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 仏教における死の哲学-法相唯識から見た脳死- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 京都精華大学紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (第7号),20-38頁 |
概要 | すでに脳死は死ではないと論じたが、本研究はさらに生命の発生から生命と死を検討し詳論したものである。生命の最初は受精した次の瞬間であり、阿頼耶識からの依託が始まる。つまり阿頼耶識と肉体に執受や依託関係がある事を生命の存在と見ているのである。死とは阿頼耶識が身体への執受を放棄した時点であり、身体が冷え切る時であり、日本では室町・江戸期もこの思想により死を判定していた事実を指摘し、脳死は死ではないと論じた。 |