ミヤハラ アツシ
Atsushi Miyahara
宮原 淳 所属 外国語学部 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/02/28 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
標題 | コロナ禍の遠隔授業における主体的な学び―TOEIC®️対策授業アンケートの計量テキスト分析から― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 岐阜聖徳学園大学教育実践科学研究センター紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (20),19-26頁 |
総ページ数 | 8 |
概要 | コロナ禍で学びの機会が頓挫することが危惧された2020年前期の遠隔授業について、自由記述アンケートを計量テキスト分析の手法によって分析した。その結果、主体的な学びという現代的な課題を前進させるチャンス、つまり、学生が自ら進んで課題に取り組み、勉強方法や苦手項目など自分自身を見つめ直すプロセスとすることが可能な機会であった、ということがアンケートから推察された。個々人が大人数クラスなどでは見過ごしがちな自分自身の弱点を自己分析し、一人の閉鎖的な「ステイホーム」の環境で受講していても独りよがりに陥らず、自己客観視するきっかけになった。このように学生自身が勉強方法を熟慮することは、学びの方法を身につけるプロセスだとも言える。そうなれば、ポストコロナ時代でも、単にテストのための暗記やスコアだけを目的としたいっときの詰め込みで終わらず、外国語教育の幅広い題材や目的の学びでも各自が応用、転用可能である。 |