ウチダ ケンタ
Kenta Uchida
内田 健太 所属 教育学部 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1999/10 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 焦竑「国史経籍志」考 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『東洋古典学研究』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 東洋古典学研究会 |
巻・号・頁 | (第8集),123-148頁 |
概要 | 明代の「学問」に対する「空疎不学」という近代の評価の実体をその明学の言い分に照らして考えるために、陽明学派の系譜に属し袁宏道とも知友であった焦竑が編纂した図書目録『国史経籍志』の著作意図を考察する。すなわち、該博だが杜撰と後の清学からは評されるこの書が、その実、陽明学的認識からの同時代の学術見取り図として編纂されていることを明らかにし、併せて次代の清学が自身の考証学の立場からしか評価していないことを論じた。 |